男子大学生の中絶体験記

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これは、僕が大学生の時に、彼女の人工妊娠中絶手術をともに体験した時のエピソードをもとに書かれたブログです。男性の視点で、中絶について書かれたブログが極端に少なかったため、書くことを決めました。

少しでも参考になれば幸いです。

Episode.01 妊娠発覚

Episode.02 親への告白

Episode.03 産むための準備とおろすための準備

Episode.04 最初の決断

Episode.05 手術前夜の自殺未遂

Episode.06 二度目の決断

Episode.07 中絶手術

Episode.08 失った自分のアイデンティティー

Episode.09 別れ

Episode.10 中絶したことへの後悔

【中絶体験談】Episode.04 「中絶する」という選択

2018/11/07
 
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「中絶する」という決断

僕たちの出した結論は、中絶するという選択だった。

やはり育て切る自信がないからというのが理由だった。

 

心から愛情を注いで育て切ることができないかもしれない。

子どもを憎んでしまうかもしれない。

だから、中絶したい。

という利己的な理由。

人を殺してまで将来やりたいことってなに?

僕はそんな問いを考え続けていた。

お金持ちになることとか、社長や管理職になることとか、社会的に評価されることにあまり価値は感じない。

最悪、アルバイトでも死にはしない。

まだ産まれてきていないとはいえ、1人の人間の命がそこにあることは確かである。

人を殺してまで将来やりたいことなんて僕にはなかった。

 

普通に普通の人生を歩むこと。

それが一番かけがえのないもので、彼女も、親も望んでいたことなのだろう。

理解できないわけではもちろんない。

ただ、若かった自分にはすんなりと受け入れられなかった。

手術の準備

人工妊娠中絶手術は、前日に中絶用の準備の処置を施して、翌日に実施する。

同意書にサインして、産婦人科へ向かった。

手術代は約25万円。

経済的理由による人工妊娠中絶手術は保険適用外になるので、ある程度の費用がかかってしまう。

僕はそんなにお金がなかったため、3ヶ月以内に返済することを約束して親から借りた。

自分の無力さ

サインするなら、婚姻届にサインしたかったなと思った。

一生懸命働いてお金を稼ぐなら、ポジティブなことに使いたいなと思った。

でもそれは叶わない夢だった。

 

自分にお金や能力があれば。

そう強く思った。

【中絶体験談】Episode.05 中絶手術前夜の自殺未遂

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